産業廃棄物の処分業者の選び方

産業廃棄物を処分したいと思った時に、処分業者の選び方はとても重要です。

質の高い処分業者を選ばないと、見積もりとは違った金額を請求されたり、

引き取ってもらったものが不法投棄されたり、

そもそも業者が産業廃棄物を処分できる権利がなかったりと、

さまざまな問題が発生します。

ここでは、産業廃棄物を処分する際の業者選定で

確認するべきポイントについてお伝えします。

産業廃棄物の収集運搬には、都道府県からの許可が必要です。

HPに許可番号が載っていない場合や、

担当者に確認しても答えが帰ってこない場合は、

許可を取得していないケースがあります。

当然ながら、許可がないまま産業廃棄物の引き取りをすることは法律違反にあたります。

処分料だけ受け取って、処分場に持っていかずに

山や森に不法投棄してしまうひどい業者も少なくありません。

処分・廃棄を依頼する前に、許可を取得している業者であるかをしっかり確認しましょう。

処分品を引き渡す前に、電話や訪問見積もりなどで

まずは業者から見積書を受け取るケースが一般的ですが、

その際に注意しておかなければいけないのが、

実際の作業後に見積書と異なる金額を請求してくる業者がいることです。

これは見積もり担当と現場作業員が違う場合などに多いパターンです。

見積もり担当が現場の知識なく、

作業を正確に見積もれていないとそのようなことが起こりうるので、

見積もり時には請求金額が上がらないか強く確認しておくといいでしょう。

PCに入っている情報や、医療機器の場合はカルテなど、

個人情報が含まれているケースは、データ消去をする必要があります。

引き取ってそのまま処分する過程で何かあった時に

個人情報が流出してしまっては責任を問われてしまうので、

データを消去して処分証明書を発行してくれる業者に依頼しましょう。

産業廃棄物の処分は緊急で発生するケースが多いです。

特に大量の廃棄物の場合は、いつまでも置いておくわけにもいきませんよね。

そのため、連絡したらすぐに対応してくれる業者を選んだ方が良いかと思います。

当日や翌日の対応を行っているところもあるので、まずは問い合わせてみましょう。

例えばCTなどの大型医療機器の場合は、

運び出す前に解体が必要だったり、運搬が容易ではないケースもあります。

少量や比較的小さな廃棄物の処分は可能でも、

こういった大型製品の取扱をしていない業者もありますので、

事前に確認しておくことをオススメします。

有限会社アイテクは埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県を中心に、眼科機器・検査機器・リハビリ機器といった医療機器や、ビジネスフォン（ビジネスホン）・PBXなどの通信機器の運搬、処分、廃棄を長年行っています。

閉院や廃業、移転に伴う機器・設備一式の廃棄・処分に対応できるので、信頼できる処分業者をお探しの企業様は、ぜひ一度お問合せください。